プロデューサーレターVol.5 構築戦におけるカードの使用制限

2022.11.10

こんにちは、「ラストクロニクル インフィニティ」プロデューサーの藤田です。

12月18日に開催されます『第1回 INFINITY CUP』といった今後の公式イベントに向けて、「構築戦」におけるカードの使用制限についてお知らせいたします。

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■禁止カード
1-033 《癒しの光》【追加】
1-072 《勇志の継承》
1-140 《闇の全知者 ヴァイヤ》
1-180 《霊薬士 マキナ》
1-186 《マジュラ沖の知恵者》【追加】
1-194 《蒼空の聖知》

以上の6枚は、構築戦ではデッキに1枚も入れることができません。
ドラフト戦など、構築戦以外の遊び方では変わらず使用できます。

施行日:2022年11月19日(『無限祭2022秋』福岡会場より適用)
対象:株式会社ホビージャパンの主催する公式イベント
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追加されたカードの制限理由について

1-033 《癒しの光》
5ライフを回復するこのカードの存在が、序盤から中盤に攻勢をかけるデッキにとって大きな足かせとなっています。また、《癒しの光》はCBでもライフを回復でき、その効果を発揮できる機会が多くあります。
《癒しの光》のカードパワー自体は、現状でゲーム全体において異常に突出しているというほどではありません。しかしながら、このカードの存在がいくつかの種類のデッキを選択する理由を失わせてしまっていると判断しました。以上の理由により、《癒しの光》を禁止カードといたします。

1-186 《マジュラ沖の知恵者》
CBというギミックは「ラストクロニクル インフィニティ」において、「ラストクロニクル」の前シリーズから引き継いでいる重要なシステムです。《マジュラ沖の知恵者》はそのCBをサポートしてくれる便利なユニットですが、事実上、次のクロノチェックで起こる効果の内容を確約し、それによってさまざまなアドバンテージを得ることができます。これはすでに禁止カードとなっている1-194《蒼空の聖知》と似た問題をはらんでおり、今後強力なCBを持つカードを作りづらくなる原因となります。また、いわゆる「無限発展」系のデッキにおけるキーパーツであり、デッキの強さというよりも、特定の行動のループをサポートしてしまうことが問題であると認識しています。以上の理由により、《マジュラ沖の知恵者》を禁止カードといたします。

カードの使用制限に関するポリシー

カードの使用制限は、あくまで公式イベントのルールとして制定のうえ、皆さまの普段の遊び方へ「推奨」させていただくものです。また、それ以外にも一定のポリシーを設けて運用しております。
詳しくはこちらをご覧ください。

今回のお知らせは以上となります。今後とも「ラストクロニクル インフィニティ」をよろしくお願いいたします。