2025年3月31日、新宿の「ベルサール新宿南口」にて「INFINITY CUP 5th」が開催されました。
今大会では、「ラストクロニクル インフィニティ」～「ラストクロニクル インフィニティ 悠」の中から、様々なセットを使用して構築、ドラフトを行いました。様々なセットを使用するため、「ラストクロニクル インフィニティ」というゲームへの理解度が試されます。
当日は24名のプレイヤーに参加いただきました。大会も、トラブルが発生することもなく進行することができました。大変ありがとうございました。
このレポートでは写真やデッキリストを交えつつ、イベントのもようを振り返ってまいります。
予選ラウンド1～3回戦[ユニーク構築戦]
1～3回戦はユニーク構築戦で行われました。「魂」と「悠」に登場したアバターの中から1枚を選び、そのアバターを使用したデッキを組む方式です。ドラフトと異なり、完全にアバターに寄せた構築ができるため、皆さん思い思いのデッキを持ち込まれました。
構築でのデッキ分布は以下の通りとなりました。
| 火獄を統べるもの ゼ・オラーナ | 11 |
| 竜吉公主 | 3 |
| 炎舞の戦巫女 カガリ | 3 |
| 蒼聖女 セゴナ・シャダイア | 2 |
| 魔血の破戒騎士 ゼスター | 1 |
| 機聖の歌声 セフィロタ | 1 |
| 黄金の宿命 アルマイル | 1 |
| 時海の究明家 クレシュタ | 1 |
| 女拳聖 ベルカ | 1 |
一番人気は「火獄を統べるもの ゼ・オラーナ」となりました。ドラフトと異なり、確実にスペルを入れられる構築では、毎ターン2コスト使える状態に等しく、強力なアバターでした。カード個別にみると、5-074《バステト》で一気にダメージを与えるコンボが人気で、これを強く使うための構築が多い一方、対策として先に殴り勝とうとするプレイヤーも見られました。
そんな中、3回戦を全勝したのは「火獄を統べるもの ゼ・オラーナ」2名、「蒼聖女 セゴナ・シャダイア」1名となりました。多くのプレイヤーが選択した強さは伊達ではありませんでした。全勝された3名の方のデッキリストは以下の通りです。
※4月17日追記：デッキリストの画像の掲載漏れがありましたため、追加しました
予選ラウンド4～5回戦[魂＋悠アドベンチャードラフト戦]
魂＋悠のドラフトでは、プレイ時にドラフトのプールが変わるルールです。事前にプロデューサーの藤田がランダムに決定した結果、Peのみを使用するプールとなりました。
予選ラウンド6～7回戦[宴ドラフト戦]
ここでは「ラストクロニクル インフィニティ 宴」を使用したドラフトを行いました。久々にクロノグリフを使用したドラフトでしたが、過去のゲームから何が強かったかを思い出しつつドラフトしていた姿が印象的でした。
全7回戦が終了し、決勝ドラフトへ進出する4人のプレイヤーが決定しました。
決勝ではまたフォーマットが変わり、第1弾「ラストクロニクル インフィニティ」のドラフトを行いました。
決勝[ラストクロニクル インフィニティドラフト戦]
決勝の「ラストクロニクル インフィニティ」ドラフトは、宴よりさらに前に出たセットですが、決勝まで残られたゲーム巧者の皆さんは慣れた手つきでドラフトをされていました。
ドラフト中には2名の方がクロノフォームに成功されていたのも印象的でした。
そして、決勝戦の組み合わせはSAさんとironcodeさんの対決となりました。SAさんは前回の4thでも決勝戦に残ったものの敗れており、今回はそのリベンジとも言えます。
1-027《タグマールの聖泉守り》の栞効果によってライフが25で余裕のあるSAさんは、ある程度ライフで受ける想定でゲームを展開します。ironcodeさんの攻めが落ち着いたとみるや、一転攻勢。1-107《ゼフィロンの風》で最後のライフを詰め切り、SAさんが「INFINITY CUP 5th」のチャンピオンとなられました。おめでとうございます！
大会終了後、会場では鋭意開発中の「PRカード」について情報を少しですが発表させていただきました。2025年度の上半期で1回、下半期で1回お届けできるよう進めております。ボリュームとしては「悠」に収録されていた1プール分(アバター5枚、ヒストリー5枚、プレイカード15枚)の予定です。また、新規イラストのカードも数種類ご用意しております。
これからもラストクロニクル インフィニティをどうぞよろしくお願いいたします。